起業までのみちのり②
どうも たいせいです
今回は前回に続き,法人設立の手続きに関して話していきます
前回は設立までに必要なものをお伝えしました
次はその後の実際の手続きに進みます
それではいってみましょう
免責事項
この記事は、筆者が2020年6月に法人設立登記手続きを行った際の方法を記載しています
法令等が変更になり、手続内容・必要書類・費用等が変更になっている可能性があります
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申請書類の記入
法人の登記申請を行うのに必要なものは前回お話ししました
この時点では会社名や代表者、本社住所も決まり、事業内容も決まっていて
定款も作成しているかと思います(2通必要)
定款はPDFにしたものをCD-Rにしておくと設立費用がより安くなります
手元には法人の印鑑もあり、資本金が入金された個人口座の通帳があるかと思います
あとは所定の申請書類を作成すれば大丈夫です
まずは
合同会社設立登記申請書
https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/content/001249560.pdf
法務局のHPに記載例が載っています
こんな感じで自作してみましょう
Word形式のファイルもダウンロードできますので
これを使っても良いと思います
https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/content/001249513.doc
次は印鑑届出書です
これで作成した法人印を印鑑登録し、実印としましょう
こちらも法務局のHPにPDFとExcelがあります
(役所のHPから書式をダウンロードすることがあるのですが、
使用ソフトが定まってないことが多いんですよ
入力フォームとかもなくて、
必要事項を入力していくとどんどん改行されたりして
ムチャクチャになる時があります
どうなんでしょう・・・
デジタル庁に期待でしょうか・・・
経費(血税)削減でこれでいいのかもしれませんね)
印鑑届書
https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/content/001188610.pdf
https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/content/001206590.xlsx
出資金の払込証明書
出資金の払込証明書を作成しましょう
自作の証明書と併せて通帳のコピーを用意します
通帳の表紙、裏表紙、振込のページの3点をコピーしておきます
払込証明書、通帳のコピーの左端2ヶ所をホチキスで留めて
見開きに実印を押します
先ほどの法務局の「設立登記申請書」のダウンロードファイルの中にありますので
参考に作成する問いと思います
これで準備はあらかた完了
いざ法務局へ法人登記しに行きましょう
法務局に行き申請を行う
さあ、作成した書類と費用を手に法務局に行きましょう
この場合に行くのは、最寄りの支局ではなくその都道府県の本局に行きます
支局では法人登記申請ができません
費用に関しては、登録免許税が掛かります
これは合同会社の場合、「資本金の0.7%」を計算し、
6万円に満たない場合、最低金額を6万円とします
通常は6万円の登録免許税で大丈夫ではないでしょうか
資本金が860万円を超えるようならば計算していくと良いかと思います
定款を電子定款で用意しているなら、費用はこれだけです
ちなみに、法人設立に掛かった費用は「設立費」として計上することができます
これは設立から10年以内にいつでも取り崩して経費算入できます
設立当初は利益も少なく、税金もほとんどかからないので資産計上しておき、
しばらくたって事業が軌道に乗って利益が出始めたら
取り崩して損金計上すると良いと思います
私は法務局では職員の方に思いっきり聞きながら手続きを進めました
周りにいるのはプロばかり(行政書士や司法書士、不動産業者など)
慣れた感じで手続きしていますが、こっちはド素人でしたので
「あの~、会社を登記したいんですけどどうしたらいいですか?」
って聞きながら書類を渡したら、本当に親切丁寧に教えていただけました
わからない部分は空欄で持っていって、その場で教えてもらいながら記入しました
そのおかげで無事、不備が無いことを確認してもらい受領していただきました
問題が無ければ7~10日程度で会社設立が完了します
お疲れさまでした
文章にすると長くわかりにくかったですが、合同会社の設立は
私でもできたように簡単でした
今後法人の設立を視野に入れており、1人で合同会社を設立される際は
ご参考にしてみてください
次回、もう少しまとめてお伝えします
続きはまた
今日よりもっと素晴らしい明日を
たいせい