たいせいブログ

田舎社長の日々をお届けします

話し方の基本②

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どうも たいせいです

 

今日も前回の記事と同様、

話し方のテクニックをお伝えします

聞き覚えのあることも多いかと思いますが、

私も実践しているトークテクニックですので

ご参考になればと思います

 

それではいってみましょう

 

 

ワーキングメモリの許容量

みなさんは誰かに情報を伝えるときに

なるべく詳しく伝えた方がわかりやすいと思いませんか?

その際に色々な例え話や説明文、なるべく細かい情報を伝えた方が

より詳しく情報が伝わり、相手もイメージしやすいと考えないでしょうか?

 

それは難しいかもしれません

 

なぜなら、人間の持つワーキングメモリ―(短期記憶)には

限界があるからです

それも、思っているよりもはるかに少なく

ミラーの法則では、

ワーキングメモリで記憶と処理を同時に行う容量は少なく、

同時処理ができる限界は7単語±2単語と言われています

ワーキングメモリの容量を超えると働きが低下してしまい

「考え事をしながらコンビニに来たら、何を買うか忘れてしまった」

という事が発生します

こんな経験ありませんか?

実際の実験では、平均で3~3.5単語しか記憶できていないようです

 

そのことを踏まえると

相手に理解してもらいたい単語を4単語語程度と限定し、

その単語を言い回しを変えながら何度も繰り返して話す

そうすることで、相手が理解しやすくなると思います

 

そこで大事なのが、

相手に対しては1つのアクションだけを求める

ということです

つまり、誰かにやってほしいことがあったら

1つだけに絞る、という事です

 

 

実践編としては

・やってほしいことを1つに絞る

・その事に強く関連する単語を4つ程度厳選する

・その4単語を言い回しを変えながら、相手に伝える

です

 

 

具体的には、

「脳機能が衰える原因の一つに、タンパク質が関係あるらしい

脳機能が衰えれば、

認知症やうつ症状を起こしやすくなったりするみたい

だからタンパク質を多く摂った方が良いみたいなんだけど

タンパク質には動物性と植物性があって、

動物性は肉類、植物性は大豆とかに多く含まれてるんだって

それで脳機能とか体により吸収されやすいのは

動物性タンパク質らしい

だから、肉類をしっかり摂っていると

頭や体の衰えに効果があるかもね」

 

これで明日から食卓は肉祭りになるかもしれません

「脳機能」「タンパク質は良い」「動物性が良い」「肉」

この4つの単語を多用して話をしました

 

ここで気を付けたいのは、

「やってほしい」ための話で

「知ってほしい」ではない事です

知ってほしいためには、上記の話では説明が不足していると思います

実際にはシナプス伝達のこととか、

異常タンパク質の事とか、タンパク質に含まれるアミノ酸のこととか

動物性植物性の吸収スピードの違いとか・・・

いろいろ詳しく説明しないと理解するところまではいきませんが、

肉が好きでいつも肉料理が食べたい!

という事には効果がありそうじゃないですか?

 

いくら詳しく知ってもらっても、

それをやるかやらないかは別の話です

他人を動かすために、

まずは記憶に残る伝え方をしましょう

 

アクションとして、勇気を持って言葉少なめに話しましょう

多くの人は、やってもらいたいことについて多く話過ぎな傾向にあります

言葉が少ないと説明が不足して

理解できずにやってもらえないんじゃないかと考えると思います

実際は、その方が記憶に残らず効果が少ないです

是非、少ない単語だけで1つの要望を伝えるようにしましょう

 

続きはまた

 

今日よりもっと素晴らしい明日を

 

たいせい

 

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