たいせいブログ

田舎社長の日々をお届けします

あなたの時間をムダにしない、伝わる話し方 【後編】

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どうも たいせいです

 

前回よりお伝えしている伝わる話し方の実践編です

具体的な方法も書いてあるので、

ご参考になれば嬉しいです

 

それではいってみましょう

 

話す内容よりも相手の聞く姿勢が全てだとお話ししました

では、聞く姿勢ってどうすれば作ってもらえるの?

っていう事だと思うのですが、ここにコツがあります

そのコツは2つあって、「興味を引く」「気を散らさない」この2つです

当たり前の事ですが、いざ自分が話す側になると

気が付かない部分だと思います

 

 

一つ目の「興味を引く」ですが、ここも勘違いしやすくて

情報の内容で興味が引けると思っている方が多いように思います

これをやったら得だからとか、

この製品はこんなにも優れているからとか、

今の契約よりもこっちの方が有利だから、

とかで相手の興味が引けると思っていませんか

 

訪問してきた営業マンとかで、

「ここがこんなに素晴らしく、こんなことができて、こんなにお安いです」

なんて誇らしげにしゃべっている人はいませんか?

自分に興味があって、聞く姿勢になっていれば

「いいね、検討しよう」

とも思いますが、たいていは

「早く帰ってくれないかな~」

なんて思ったことも多いんじゃないでしょうか

 

それ、あなたのやってる話し方かもしれませんよ

 

実際、営業のトレーニングでも商品製品のメリットを勉強して

それをいかに魅力的に説明するか、

っていう事に時間を費やしているパターンが多いように思います

でもそれって、聞いてもらっていることが前提で

興味が無い人に興味が湧くような構造になっていない場合が多いんです

 

もちろんカリキュラムでは

「今のあなたの~」とか「損しますよ~」とか

「このままでいいんですか~」とか「世間の皆様は~」

なんてフレーズで、興味が湧くようなスクリプトを学習しますが

そこも含めて、聞く気が無ければまったく無意味なんです

では、どんなセリフで相手の興味を引いたら良いのか

それは、セリフや内容なんかではなく

「相手を夢中にさせる話し方」です

 

そんな芸人や司会者じゃないし、夢中にさせる話し方なんてできない

とお思いでしょうが、実は法則があるんです

 

夢中にさせる=おもしろいと思う なのですが

おもしろいには個人差があれど、本質があると思います

その本質を理解すれば、あなたの話は面白くなり

相手は夢中になって聞くでしょう

そうすれば話の内容も理解し、納得してもらいやすくなるので

アクションを起こしてもらえるはずです

 

アクションとは

耳を傾けてもらえる

実際に実行してもらえる

商品の購入・契約をしてもらえる

などです

 

ではその法則ですが、それは

緊張と緩和を連続して起こす

という事です

 

これはゲームやテレビや漫才など

あらゆる分野で活用されている王道の法則です

これが一番、人の興味を引き付ける方法なんです

そしてこれは、話の冒頭から使ってください

 

みなさんはアイスブレイクと言われる、

話の導入で天気の話や何気ない会話をするという話法を聞いたことはありませんか?

突然、話があるといわれた人は、

「なんだろう」と身構え緊張しますよね

これをほぐし、リラックスさせる効果があるのがアイスブレイクです

つまり緊張と緩和ですね

そのあと本題に入っていくのですが、

ここで真剣な部分とリラックスを交互に交えながら話をするんです

そうすれば緊張と緩和が連続で起こり、

相手は話を聞く状態になっていきます

 

話を聞いてもらいたい緊張部分では相手の集中力を必要とします

人間の集中力は長時間持ちません

深い集中力を保てるのは15分ほどとも言われています

立て続けにこちらからの説明を続けていると、

あっというまに聞き手の集中力は無くなっていき、

聞く姿勢ではない、興味が無いのと同じ状態になります

ですので緩和が必要なんですが、ここを難しいと思っていませんか?

相手が面白くなる話なんてできないと

 

実はこの緩和は緊張を解くと自動的にやってきますので、

こちらから緩和するような話題をしなくても大丈夫です

少し真剣な話をしたら、

態度と表情を穏やかにして「どうですかね」とか

「難しいですかね」とか

自分が少しだけ砕けた感じにするだけでいいと思います

また、相手に質問するのも良いです

あまり難しい質問だと緊張状態が持続してしまうので、

「この後なにか予定あるんですか?」とか

「お休みは週末でしたっけ?」とか

「ここ寒いですよね、大丈夫ですか?」など、

今の話に関係ない、

相手が答えやすい質問をしても良いと思います

これだけで緊張が解けるので、自然と緩和が起きます

 

この連続で、人は夢中になっていくので

あなたの話が伝わるようになります

さらに、あなたと話している時間が面白いと思ってもらった場合

相乗効果でもっと良いこともあります

 

それは、あなたの考えている事が採用してもらいやすくなる

という事です

なぜなら、人は論理ではなく感情で意思決定するからです

 

人は頭で考えて物事を決定しているように見えて、

実は感情で決めていることがほとんどなんです

好きなタレントが紹介してたから買ってみる や

大手の飲食サイトに載っていた評価値でお店を決める や

好意のある相手からの提案なので聞いてみる など

 

全て論理的に考えてみると、

決定した事に対しての合理的な説明が付かないんですよ

本当にその商品が優れているか、

本当に味とプライスに価値が認められるか、

しょうもない提案じゃないか 

とかいちいち考えてない事が多くないですか?

それでも、感情で決めたから本人は納得しているんです

これが、論理ではなく感情で意思決定しているという事なんです

で、その感情は おもしろい=興味が湧く=好意的に捉える という事で

話を聞いてもらえ、内容が伝わることになるんです

 

そこで、おもしろく思ってもらう事が重要なのですが

話の内容やしゃべり方、ボケとツッコミみたいな事はできなくても

緊張と緩和を連続して起こすことだけで大丈夫

その為には本題の中で、

時折表情を緩ませ相手に他愛もない質問を投げかけるだけ

これができるだけで、

あなたの話は今まで以上に伝わり採用されやすくなります

 

やってみてください

 

 

そしてのもうひとつの「気を散らさない」ですが、これは簡単です

みなさんはメラビアンの法則をご存じでしょうか?

これは、人と人がコミュニケーションを図る際には

 

言語情報7%

聴覚情報38%

視覚情報55%

 

という割合で影響を与えていることを示した心理学上の法則です

あなたが一生懸命に伝えているその情報

興味を引く方法で面白いと思ってもらえるように工夫した話法

それを一発でぶち壊すのが「視覚情報」です

 

もちろん、周りからの影響を受けてしまい、

どうがんばっても自分では回避できない状況が生まれるかもしれません

そこはしょうがない、運だと割り切ってしまったとしても

自分自身でそれを招いてしまっては、せっかくの努力も台無しです

気を散らしてしまうような視覚情報は最大限に遮断し、

自分の話に集中してもらいましょう

 

では、その自分自身で起こしてしまう、

相手の気を散らしてしまう視覚情報とは

「身だしなみ」です

 

あなたも、自分と対面した人の身だしなみが乱れていたらどうですか?

頭がボサボサ

服がヨレヨレで汚れている

靴が汚い

色遣いが派手で気になる

など、それらの視覚情報がノイズとなって、

そちらに意識が行ってしまします

この事で気が散り、話が伝わらない事が起こります

いわゆる「話が入ってこない」というやつです

 

それを回避するために必要なのが

「清潔感のある身だしなみ」です

 

オシャレも時にはノイズになりうるので、

すべてが整った身だしなみにする最適解は清潔感だと思います

昔から清潔感が大事というのは、このように余計な視覚情報を

相手に与えないためにそう言われているんだと思っています

 

 

この2つを意識するだけで、

あなたの話は伝わり、アクションを起こしてもらえ、

結果が伴うようになり、人生が好転することになるでしょう

是非今日から意識してやってみてください

 

 

これとは別に、テクニックとしての話し方もありますので

その話はまた別の機会に

 

続きはまた

 

今日よりもっと素晴らしい明日を

 

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