たいせいブログ

田舎社長の日々をお届けします

話し方の基本⑦

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どうも たいせいです

 

今日も私が意識している話し方テクニックをお伝えします

 

いつも長く説明してしまい、

読むのに時間が掛かったり

わかりにくかったりしていると思います

 

ですが、人生を送るうえで必ず避けて通れない「人との会話」

これを少しでも上手に行えるなら、あなたの人生は好転すると思いませんか?

 

そんな想いでこのシリーズをお届けしています

 

それではいってみましょう

 

 

デメリットから話そう

 

あなたは人に物事を伝えたいとき、

その話の良いところだけを伝えていませんか?

「こんなにいい事が起きるよ」とか

「こんな成果が得られるよ」とか

メリットのある部分だけを大きく伝え、

その事柄の魅力で相手を動かそうとする事が多いのではないでしょうか

 

もちろん、そういった魅力で人の心を惹き付けることも可能でしょう

ですが、これからお伝えする方法でも効果が得られることが多いと思います

 

それは、

デメリットから話す

という事です

 

少し勇気がいると思いますが

その事柄のデメリットを最初に伝えるんです

 

そして、デメリットを知ってもらったうえで、

それを上回るメリットを伝え、より自然に理解してもらう方法です

 

なぜ効果があるかというと、

デメリットから話すことで相手を肯定する事になるからです

そのうえで、やりたい事のメリットを伝えると

相手は肯定されていて、身構えていませんから

自然と受け入れてもらいやすくなるという事です

 

なぜ、デメリットが肯定に繋がるかというと、

まずあなたの提案は、現在、まだ相手が行っていない事です

その行っていない事に対してのデメリットは、

相手がまだ受けていないデメリットです

ここで、「私にはそのデメリットが無くて良かった」

という気持ちになります

ここが肯定に繋がります

 

その次に、そのデメリット以上のメリットを伝えます

そうすると、デメリットに対してメリットの方が大きく感じ、

受け入れやすくなるというものです

 

 

具体的には、

一緒に、英会話教室に行きたい友人がいるとします

その友人を誘ってみるときに、

 

「仕事や旅行で絶対に役に立つから、英会話一緒に習おうよ」【メリット】

:(相手の心情)いいね、興味ある

 

「ちょっと高くて月額5000円掛かるんだけどさ」【デメリット】

:(相手の心情)でも、そんなに掛かるのか

 

「一緒にやろうよ」

:(相手の心情)考えておこう

 

「ちょっと高くて月額5000円掛かるんだけど、英会話一緒に習おうよ」【デメリット】

:(相手の心情)そんなに掛かるのか、自分はそんな金額の習い事が無くて良かった

 

「仕事や旅行で絶対に役に立つと思うんだ」

:(相手の心情)たしかに、いいね、興味ある

 

「一緒にやろうよ」

:(相手の心情)それくらいなら、やってみようかな

 

①がメリットから話したパターン

②がデメリットから話したパターンです

 

そんなに上手くいかないだろう、と思われるかもしれませんが、

人間、なにかと断る理由を見つけたがるんです

だから、後から出てきたデメリットに安心して

それを理由に断り文句が出ちゃうんですよね

人はなるべく変化が無いようにしたがるんです

 

それに比べ、デメリットから話した場合は

デメリットで安心したところから、

それを上回るメリットを聞くと

最初のデメリットのハードルが下がって感じます

そうすると、相手はデメリットを感じにくくなり

同意してもらえる確率が上がります

 

どうでしょうか?半信半疑かもしれませんが、

どうせ全く同じことを話すなら、

この順番でやってみませんか

 

やり方をまとめると

 

・自分のやりたい事とその理由を提示する

・その事についてのデメリットを伝える

・デメリットを上回るメリットを示す

・もし失敗した時にどうなるかを示す

 

この順序でやりたい事を伝えてみましょう

その際には、自分の考えが正しいというスタンスではなく

試したらどうなるかというスタンスで話すと、

相手も抵抗感なく受け入れてもらえると思います

 

今日からのアクションとして、

自分がやってる事のデメリットを考えてみてください

 

私だったら、

ゴルフをやるには、丸一日拘束される

ジムでのトレーニングは、キツい

ウィンタースポーツは、寒い

料理は、火傷やケガの恐れがある

 

結構ちっぽけじゃないですか?

そのデメリットのハードルはどれくらいの高さでしょう?

その後に「でも楽しいから」と付けば

やりたくなるでしょう

そのくらいのもんです

 

まずは自分のやっている事のデメリットを考えて、

その事のメリットとのハードルの高低差を知ってみてください

そのうえで、

楽しいけどキツい とか

おもしろいけど寒い とか思ってみてください

どちらの方が受け入れ易いか体感すると思います

 

是非、お試しください

 

続きはまた

 

今日よりもっと素晴らしい明日を

 

たいせい

 

 

 

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